子供たちがミニバスを始めたおかげで、すっかりバスケファンになった七味おやじです。
私は2016年から2年間、専門職大学院に通っていたので、その間、おやじがあまりできませんでした。
その間のおやじブランクは、子供たちのミニバス観戦によって、すぐに埋まりました。
本記事は子供たちのミニバスについての話です。
中体連(部活)の記事はこちら。
クラブチームの記事はこちら。
一番上の子と真ん中の子がミニバスをやっていました。
- 2人は2学年違い。
- 2人とも小学2年生でミニバスを始めました。
- 2人とも小学6年生でキャプテンをつとめました。
- 火、木、金、土、日。週5なのでガチです。
- 2人とも3度の飯よりバスケ好きといった感じです。
- 通算で7年間、ミニバスにはお世話になりました。
さて、ミニバスのどこが道楽なのか?振り返ってみたいと思います。
エンターテイメントである。
バスケという競技自体がそもそもおもしろいと思います。
試合終了まで残分数十秒。1ゴールで試合がひっくり返る緊迫した展開などハラハラドキドキです。
抜きつ抜かれつ、ブザーが鳴った後に決する勝敗。
勝利するとうれしいし、敗北するとくやしい。
自分の子がコートに立っていれば、おもしろさは尚更です。
ミニバスなので、上手い下手はあります。
しかし、どの試合にもそれぞれのドラマがあるので、技術レベルを超越した何かがあるように思います。
小学6年生の公式戦だけがおもしろいのではなく、チビ戦でも十分楽しめます。
七味おやじにとってミニバスはエンターテイメントとして十分楽しいものでした。
予想以上に上手くなる。
ゴールデンエイジというらしいです。
運動能力が著しく発達する5歳から12歳の期間。
上級生のすごいプレーを見ていると、自分の子たちはあんな風になれるのだろうか?
ふと、そう思うことがありました。
ゴールデンエイジに、好きこそものの上手なれで取り組む競技は、親の想像を超えたレベルになります。
あんな鈍臭い子が、マジか・・・。
低学年の頃は、キャッキャッと遊んでる風にしか見えませんでしたが、高学年になると変わります。
もちろん、個人差はあります。
運動神経やセンスにもよりますが、子供のバスケに対する熱量が大きい要因ではないかと思います。
四六時中バスケットボールを触っていれば、そりゃ上手くなります。
いつの間にこんなに上手くなったの?という瞬間は七味おやじにとってうれしいものでした。
人として成長する。
ミニバスには集団行動が求められます。
遠征に行くときには、自分たちで集合して、引率の親御さんと共に会場に向かいます。
交通費の持参、持ち物チェック、集合時間の確認、時間厳守など一通りのことを自分でしなければなりません。
コーチ、上級生、親御さんに対しては敬語です。
昔と違って、過剰な上下関係はありません。
しかし、最低限の礼儀はしっかり叩き込まれます。
面倒見が良くなります。
上級生になると下級生の面倒をみなければなりません。
キャプテンになると下級生からの問い合わせ電話が自宅によくかかってくるようになります。
明日の集合時間、集合場所、持ち物などなど。
子供の人間的な成長を体感できる。それもミニバスの醍醐味です。
地域に根差す。
会社員が見知らぬ土地で生活を始めると、なかなか地域と関わることは少ないように思います。
ミニバスを通じて、チームの子供たちや親御さんたちと接するのもよいものです。
小学2年生から見ていると、自分の子だけでなく、周りの子供たちの成長も見ることになります。
それぞれの子供たちに特徴があり、ドラマがあり、ストーリーがあります。
だからこそ、周りの子供たちにも感情移入してしまうのです。
我が子の活躍もうれしいですが、周りの子供たちの活躍もうれしいものです。
バスケはチームスポーツです。
当時のミニバスは1試合に交代で10人出場しなければならないルール。
(ルール変更等はわかりません。)
エース1人では勝てない競技。
だから、チームみんなで上手くなる。
そうでなければ、勝ち上がれない。
このような要素も周りの子供に感情移入する要因なのかもしれません。
チームによるかもしれませんが、合宿があったり、地域のバザー参加などもありました。
ミニバスで真剣な表情を見るのもよいですが、等身大のキャッキャッとはしゃぐ姿をみるのもよいものです。
そのような姿を見ていると、親御さんが集まって、子供たちのお世話をすることも楽しく思えるものです。
ミニバスは地域のコミュニティ参加という側面があります。
地域の子供たちの成長に関与するのもよいものです。
成功体験を得る。
ミニバスはスポーツです。
やるからには勝利が欲しくなります。
目標はチームそれぞれだと思います。
子供たちが所属していたチームの目標は、U12の各都道府県代表を決める大会に出場することでした。
(選手権大会とか、中央大会とか、各都道府県ごとに呼称があるみたいです。)
地区予選を勝ち上がったチームのみ出場できる大会で、なかなかハードルの高い目標です。
これを目指して、1年間頑張る建て付けです。
一番上の子は、小学5年生、6年生の時にこの大会に出場しました。
真ん中の子は、小学4年生、6年生の時にこの大会に出場しました。
チームとして掲げた目標に対して、それを達成するという成功体験を得ることができました。
その過程における努力と苦悩、それを眺める七味おやじ。やはり、道楽だと思います。
まとめ
子供たちがミニバスをやってくれてよかったと思います。
親も本人と同じく(いやそれ以上に?)楽しめると七味おやじは思います。
引率や送り迎えなど、大変な面もありますが、それに見合うだけのおもしろさがあります。
今後もミニバスが活性化されてバスケ人気が高まることを願う七味おやじでした。