街クラブ(中学バスケクラブチーム)はストイックな世界。

一番上の子と真ん中の子を街クラブ(中学バスケクラブチーム)に通わせている七味おやじです。

二人とも中体連(部活)と街クラブを掛け持ちしてバスケ活動をしています。

中体連(部活)がいいか?街クラブがいいか?Bリーグがいいか?で悩む親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?私の意見としては中体連(部活)と街クラブ or Bリーグを掛け持ちするのがいい!です。JBA登録については中学校の部活顧問と街クラブ or Bリーグとよく話し合って決めた方がいいです。ルールがコロコロ変わってややこしいです。

本記事は街クラブについての記事です。

街クラブを終えた感想をまとめた記事はこちら。

中学バスケの全国大会に出場した記事はこちら。

子供たちの中体連(部活)の記事はこちら。

子供たちのミニバス時代の記事はこちら。

目次

街クラブってどんなとこ?

街クラブにも様々なレベルがあります。子供のバスケのレベルや熱意に合わせて選択するといいでしょう。

子供たちが通っている街クラブは強豪街クラブに該当します。

全国大会に出場するレベルなのでトライアウトで合格しないとクラブチームには入れません。
(複数コースあるので、大会出場はせずに練習のみ参加するコースもあります。)

端的に表現すると、トライアウトの狭き門をくぐり抜けてきた子供たちが集まって、バスケを鍛錬する場となります。

隣接する都道府県からも猛者が集まるので競争は熾烈です。

ユニフォームをもらってベンチ入りするのも、試合に出るのも、スターターになるのも競争です。

正直、えらい世界に子供たちを放り込んでしまったな・・・と思いました。



競争が厳しいから人間関係はギスギスしているか?

そんなことはありません。バスケから離れると普通の中学生たちです。

バスケが上手いからといって偉そうにする子は見当たりません。上下関係も穏やかでした。



練習場所は曜日によって異なります。練習場所はあっちこっちです。

通学時間の長さには覚悟が必要です。

また、夜に練習することが多いので、家族で食卓を囲むという風景は激減します。

親離れ・子離れは一気に加速します。子供たちには子供たちの世界ができてしまいます。

子供の成長を微笑ましく眺めていたミニバス時代とは大きく異なる世界です。

部活との違い

都道府県を超えた遠征をして練習試合やカップ戦などを行います。

中体連(部活)の強豪校、Bリーグのユースチーム、街クラブとの試合が多いです。

中学3年生になると、高校生との練習試合も増えてきます。



部活ではオールマイティーに活躍していた子供も、ポジションは固定されます。

チーム内における役割が明確化されるという表現が適しているかもしれません。

バスケIQが必要となり、一つ一つのプレーに対する意味を理解しなければなりません。



個人プレーも大事ですが、どちらかと言うとチームプレーとしてのバスケになります。

特にオフボール時の動きも細かく指導されます。周囲の動きも連動して得点を取るようになります。

スペーシング、カバーリング、ピックアップなど求められるものはどんどん増えてきます。



部活以上に、規律やバスケに対する姿勢が問われます。

強豪校(高校)でやっていくための訓練みたいな感じでしょうか。

結構ストイックな世界だと思います。

得るもの、失うもの

子供たちのバスケのレベルは格段に上がったと思います。

街クラブの競争社会でレギュラーを取るには、それ相応の努力が必要です。

さらに全国レベルでバスケを見るようになるので、向上心は増すばかりです。

部活だけでは到達できないレベルまで上達したと思います。



一方で、子供との接触時間は著しく減少します。

そもそも家に居ません。土日も朝から晩まで部活や街クラブに行っているので、食卓を一緒に囲むことも稀です。

家族旅行とかは難しいと思います(その代わりに、遠征などで他の地域には行けます)。



文武両道の意識付けが必要になってきます。勉強に対してバスケと同じぐらいの熱量が欲しいところですが、なかなか。

バスケに打ち込むので、学力はどちらかと言うと下降傾向になるかもしれません。意識付けの問題です。

具体的な志望校などがあれば良いかもしれませんが、スポーツ推薦も視野に入れると勉強への意識は下がり気味です。



結構、お金が飛びます。月謝、練習場への交通費、遠征費、練習着、バッシュ、コンビニでのおやつ代、などなど。

習い事が多いと教育費だけでとんでもない額になるので、計画的に予算を決めた方がいいかもしれません。

あと、食事の量がとんでもない量になってくるので、食費もかかります。

まとめ

子供たちを強豪街クラブに通わせてよかったか?

一番上の子はレギュラーとして全国大会にも出場でき、良き友とも出会えたので、満足していると思います。

おやじとしては子離れが早すぎて寂しいですが、それでも通わせてよかった!と思います。

真ん中の子はまだまだこれからなのでどう転ぶかはわかりません。本人の希望ではじめたことなので自分次第です。



子供たちがバスケが好きで、とにかく上手くなりたいと思っているのであれば、街クラブも一つの選択肢だと思います。

ただし、強豪街クラブはストイックで厳しい競争社会なので、それなりの覚悟が必要になってきます。

親にも経済的な負担はかかります。送迎など時間的、体力的負担もかかります。

子供のバスケに対する熱量をみて、どこまで付き合うか考えてみてはいかがでしょうか?

Bリーグのユースもありますので、街クラブと比較してみるのもいいでしょう。

街クラブに入るかどうか?最終的な判断は子供のバスケに対する熱量と技量になるかもしれませんね。

親として温かく見守り続けるしかないと思っている七味おやじでした。

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