10年以上英語を勉強したのに、ろくに英会話ができない七味おやじです。
10年以上勉強したのに、小学生レベルの英会話もできないってどういうこと?
本当にそう思います。学生時代、英語は得意科目でした。試験の得点源でした。
それなのになぜ英会話ができないのだろう?その理由を考えてみました。ぜひお楽しみください!
英語を勉強する目的
社会人になってからもときどき英語マイブームがやってきて、その度にTOEICに挑戦してきました。それなりの得点を取得しています。しかし、アラフィフになっても小学生レベルの英会話すらできません。これって明らかに英語の勉強方法を間違っているとしか思えないわけです。
英語を勉強する目的は「受験英語もしくはTOEICで高得点を取得する」ことだった
このように言わざるを得ません。その目的を達成したところで、小学生レベルの英会話もできないということです。
この目的達成のために、人生のうちで結構な時間を使ってきたわけですよ。さすがに気付きますよね。これ、なんかおかしくねーって。本当に時間の無駄だって。
だから、子供には同じ轍を踏ませたくないと思うわけです。
英語じゃなくて英会話
3人の子供にはECCに通ってもらいました。話せないとダメでしょう!と思ったからです。ところが、上の2人はもうECCを辞めてしまっています。バスケが忙し過ぎて。一番下の子だけが続けてます。
中学校の英語のテストの点など、私はあまり気にしていません。得点を取得したところで、英会話ができないことは自分自身で立証済みですから。
それで気づくわけです。「英語」と「英会話」という単語を使い分けている自分に。
「英語」と「英会話」って実は似て非なるものなのではないかと・・・。
実は全然違う競技だった。こう考えると、いろんな矛盾も納得できます。
例えば、めちゃくちゃ頭の良い人は論文とかを「英語」で書くわけです。「英語」で。
でも、一般ピーポーが欲しいのはその「英語」じゃなくて、小学生レベルの「英会話」なわけです。
だから「英語」という競技の練習をしても、一向に「英会話」という競技が上達せずにブツブツ言っている。
薄々気づいていたんですよ、きっと。でも、いまだに子供たちに「英語」のスコアを求めてしまう。
そりゃ、うまくいかんわー。と思えてしまいます。
英会話を学ぶ目的
格安のネット英会話とかやればいい。という話になるかというと、モチベーションの継続性という新たな問題が出てきます。
スカイプの先にいる外国の先生と会話が成立したとて、その先に待つ何かを見つけないと子供たちの場合は続かない気がします。
海外で〇〇がしたい!という目的があって、そのために英会話を習得したい!
これだとモチベーションを維持できそうです。
たとえば、バスケが上手くなって、海外で挑戦してみたい!とか。
たとえば、デザインを学ぶために海外に行ってみたい!とか。
たとえば、海外に長期間滞在して仕事してみたい!とか。
自動翻訳機能が進歩して母国語以外の言語を学ぶ必要がなくなるんじゃないかという話も聞きます。でも、これも結局は使い分けだと思います。
スマホの翻訳画面ばっかり見てたら、目の前にいる相手との会話に集中できません。一方で長文などは一気に自動翻訳してもらってサクッと概要を掴みたくなります。
英語だけでもこの有様なので、他の外国語は潔く諦めて自動翻訳機能に頼ったとしても不思議ではありません。
まとめ
【小学生や中学生はどうやって「英会話」を学べばいい?】という問いについては、結局のところ「よくわからない。」ということになるのですが、少なくとも「英語」だけでなく「英会話」を勉強させる必要があると思います。
それで、「英会話」を継続させるためには、「海外で〇〇がしたい!」という野望が必要ではないかと。
英会話は自分のやりたいことのステージを広げるためのツール
なのでしょう(たぶん)。
英会話を学ぶことを目的化するのではなく、手段にするという発想が必要なのかもしれません。
「英会話」ができたらどれだけ世界が広がるだろう!とずーっと思ってきた七味おやじでした。