久しぶりの長男の帰省を喜んでいた七味おやじです。
高校入学のため寮に入った長男が３か月ぶりに実家に帰ってきました。バスケの試合のための遠征先が実家から比較的近いためです。
よほどバスケの練習がハードなのでしょう。体重は依然８ｋｇ減少。咳もひどい。しかし、体はしまっていて脂肪はほとんどない状態。
先月久しぶりの長男と晩御飯を食べた記事はこちら。
帰省したとは言え、日中はバスケの試合会場に行っていますので、会えるのは夜のみです。それでも嬉しいのが親というもの。自分が帰省したときの両親の気持ちがはじめてわかりました。親は子を心配するものですね。
飯を食わさないとこれはいかん。そう直観的に思いました。とにかく無理にでも食べさせて、葛根湯を飲ます。長男に話したいだけ話させて、よく眠らせる。
運よく３泊できたので、体重は１ｋｇ増加。咳も完全におさまりました。
まだまだ高校バスケは始まったばかり。おそらく７月～８月の夏休みがはじめの山場。無駄な贅肉はそぎ落とされているので、これからはしっかり食べて筋肉をつけてもらいたいものです。
一年生の間の優劣など、どうでもいいと個人的に思います。やはり、高校三年生と高校一年生の実力差は大きい。当たり前です。三年生は厳しい練習にずっと耐えてきたのだから。差があるということは、しっかり高校で鍛えられている証拠です。
一年生がはじめにすべきことは、体づくり。練習がきつくてもしっかり食べる。ダラダラでも食べる。そしてよく寝る。勝負はそれから！
わずか３か月という短い期間ではありますが、外に出すと子供はこんなに成長するものかと驚きます。実家にいたときは何でも母親にやってもらって当たり前という認識だったと思います。寮に入れば、食器洗いなどは一年生の仕事。今までいかに自分が甘えていたのか認識したのでしょう。
『かわいい子には旅をさせよ』とはよく言ったものです。実家にいたときは、携帯ばかり見ていた長男も親との会話をよくするようになりました。聞いてほしいことがたくさんあるのでしょう。日頃は先輩に囲まれて寮生活をしているので、愚痴などこぼす時間も隙もないことでしょう。
たった３日間という束の間の帰省ではありましたが、長男本人にとってはとても良い気分転換になったと思います。あと、夏休みの地獄の練習を耐え抜ければ何とかなるでしょう。長男本人にも夏休みは地獄だよーと伝えつつ、次に帰省するときにはよりたくましくなってもらいたいと期待しています。
さて、長男の帰省を家族で一番喜んでいたのは、一番下の子です。小学生にしてすでに長男が家を出てしまったため、寂しい思いをしていたと思います。兎にも角にも長男の一時帰省の話を聞いて、小躍りして喜んでいたのは一番下の子です。お手製のスゴロクを作って、長男に遊んでもらえたこともうれしかったようです。
長男がこうして帰省するということを体感できたこと。一番下の子にとって、それは良い出来事でした。次いつ会えるのかをすでに楽しみにしています。家を出て、長男が優しくなったと言っています。人間不思議なもので、たまにしか会えないと優しくなるみたいです。
もちろん、試合などを見に行くときは遠目で長男を見れますので、一番下の子には徐々に慣れてもらうしかないですね。でも、久しぶりに長男に会えて喜ぶ一番下の子の姿を見ているとほほえましく思います。
一方、照れくさくてあまり話さないのは次男。まだ中２ですが、高校進学などもそろそろ気になる頃でしょう。共通の話題である中学バスケのクラブチームの話題ではコミュニケーションを取っていましたが、それ以外はあまり話してはいないようです。本当は聞きたいことはあるはずです。
次男本人も期末テストがあり、それが終わって部活があり、練習試合があり、夜までクラブチームに行っているのでそれほど対面している時間もないのが実情です。されど、根底にあるのは照れでしょう。話したいことはあるのだが、何をどうやって話せばいいのかよくわからないといった感じでした。
それもそれでありだと思います。無理して話す必要もなく、同じ空間にいて何となく話を聞いているのもよいでしょう。次男は話を聞いているうちに眠くなって、リビングでうたた寝をしていました。次男もそのうち成長して、照れずに上手く話せるようになるでしょう。
本記事もそろそろまとめに入りたいと思います。３か月ぶりに帰省した長男を見て、体調の心配と成長への安堵が入り混じった感情でした。また、家族全員が長男の帰省を喜んでいました。３泊したとは言え、長男が家にいた時間は短く、それほど多くの時間を共有できたわけではありません。しかし、それでも充実した時間でした。次はいつ帰省するのかと楽しみにしながら、長男の成長を見守りたい七味おやじでした。
子供の入寮を終えた後の心境をまとめた記事はこちら。
