「伝え方が9割」「伝え方が9割2」を読んで、伝え方には技術があるんだ!と感心。

自分の頭の中をそのままコトバにしがちな七味おやじです。

今回は、コピーライター佐々木圭一さんの著書「伝え方が9割」「伝え方が9割2」を読んで感じたことを記事にします。

①なんとなくわかっていて無意識にやっていること②おー!その手があったか!と新たに発見したこと、その両方がありました。

目次

なんとなくわかっていて無意識にやっていること

①なんとなくわかっていて無意識にやっていることに気づいたところで意味がないかというと、そんなことはありません。

改めて、①ってそういうことだったのかという納得感がありました。

たとえば、「すみません。」という言葉を日常的によく耳にします。「すみません。」がもう癖づいてしまっている人もいます。

これ、「すみません。」→「ありがとうございます。」に変えても、会話成立のケースって結構多いですよね。

よっぽどマズイときは「すみません。」→「申し訳ございません。」に変えてしまえば、反射的な「すみません。」が減ると思います。

悪くもないのに、「すみません。」って謝る必要ないわけです。

「ありがとう」と伝えられると、ノーとは言いにくいことを昔から人は知っていたのです。

伝え方が9割 佐々木圭一 2013年9月19日 第13刷 ダイヤモンド社

逆に「ありがとう」を連呼していて、損することってあまりない気がします。周りも気分悪くならないと思いますし。

こういう暗黙知をコトバとして形式知にしていただけることは本当にありがたいです。

おー!その手があったか!と新たに発見したこと

②おー!その手があったか!と新たに発見したこともたくさんありました。

 強いコトバをつくるのに必要な、「コトバエネルギー」をどう生み出すか?

 その方法は、ジェットコースターの原理と同じです。コトバに高低差をつけてあげれば、エネルギーは生まれるのです。
 例えば、

 「あなたが好き」

 より

 「嫌いになりたいのに、あながた好き」

 の方が高低差があります。

 高低差とは、そのコトバを見る人、聞く人にとって心を動かすエネルギーです。ジェットコースターと同じで、高低差があればあるほど、人はぐっとくるのです。

伝え方が9割 佐々木圭一 2013年9月19日 第13刷 ダイヤモンド社

なるほどー!です。他にも素敵な強いコトバの作り方がこの本では紹介されています。

もう10年近く前に出版されている本です。もっと早く読んでおけばよかったと後悔です。


「伝え方が9割2」は実践例がいろいろ出てきます。新たに3つの「強いコトバ」を作る技術も登場します。

伝え方で、人生は変わる。本当に。

伝え方が9割2 佐々木圭一 2020年12月15日 第6刷 ダイヤモンド社

序章の「はじめに」で出てくる一文です。

コトバって言わずもがな利用頻度が高いので、その積み重ねで人生本当に変わるかも。と思えてきます。

すでに「伝え方が9割」を読んでいたので、実践例の多い「伝え方が9割2」はサクッと読めました。

例が多いので、うわ!ホンマや!と共感しながら読み進められます。



いきなりすべてをマスターできないでしょうが、少しずつ技術活用の幅を広げていけば、きっといいこと起こりそう!と思う七味おやじでした。

七味おやじは、「伝え方が9割」「伝え方が9割2」は良い本だと思います!


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